WordPress 5.8:ウィジェットブロックエディタの感想

WordPress が5.8になりました。

ウィジェットの編集が、ブロックエディタになりました。これまでは、ウィジェットにテキストをはめ込むときはクラシックエディタになっていましたが、5.8からはブロックエディタになります。
(Classic Widgetsプラグインを導入して従来ウィジェットを使うのも可能です)

さっそく、ウィジェットをブロックエディタに変えてみました。テキストウィジェットは、投稿の編集と同じようにできるのはなかなか面白いです。ただ、普通に「見出し」「画像」と組み立てていくと、それぞれのブロックが独立の箱になるので、一つの箱に表現したい場合は、グループ化する必要があります。

ウィジェットをブロックエディタ化・・・部品はどこに

ここで、ハタと、「あれ?ウィジェットでおなじみの、『最近の投稿』や『カテゴリー一覧』はどこにあるの?」と探してしまいました。

結論は「これらもブロックで用意されている」です。

知らなかった!

「最新の投稿」ブロック、「カテゴリー」ブロックがあります。これは、5.8からではなく、以前からあったようです。少なくとも5.6ではすでにありました。

ということは、最新の投稿やカテゴリー一覧は、投稿の中にも固定ページの中にも記載することができます。

投稿内「最近の投稿」のサンプル

下記ではカラムにしてみました。なお、最近の投稿ブロックでは、デフォルトでは箇条書きのブレットは付かないのですが、付いたほうが見やすいと思ったので、当ブログでは追加CSSでブレットを付けています。

複数ブロックでウィジェットを作る

ウィジェットの方は、以下二つを作りました。

最近の投稿ウィジェット

「見出し」「最新の投稿」ブロックを使い、グループ化。
見出しには、追加CSSクラスを使って、下に罫線を引きました。

カテゴリー一覧

「見出し」「カテゴリー」ブロックを使い、グループ化。やはり見出しには、下に罫線を引きました。

カテゴリーの方は、単独のカテゴリーブロックの場合は、カテゴリー名の前にフォルダのアイコンが付きますが、グループ化すると消えます。これはテーマがまだ対応していないのかもしれません。今後変わってくるかもしれません。

単独のカテゴリーブロック

投稿内で使うときは、単なるブレット付き箇条書きになりますね。

ナビゲーションメニュー

ナビゲーションメニューは、ウィジェット編集の時に出てきました。投稿のブロックメニューにはありませんでしたが、投稿では普通にリンクにすればよいので不要ですね。ナビゲーションメニューではできない「新しいタブで開く」設定も、普通のリンクならばできます。もしかしたら、ウィジェットのブロック化が普及してきたら、ナビゲーションメニューウィジェットは、メインメニューやフッターメニュー以外には、出番がなくなるのかもしれません。

参考記事

WordPress 5.8で何が変わったかをわかりやすく解説してくださっている記事を見つけたのでご紹介します。

今回、ウィジェットがブロックエディタ化されましたが、今後、WordPressのすべての要素をブロック化しようとしている、という点は、なるほど、と思いました。自由度がどんどん上がりそうです。


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“WordPress 5.8:ウィジェットブロックエディタの感想” への1件のコメント

  1. […] なお、5.8のウィジェット編集の感想で「ナビゲーションメニューブロックがない」と書きましたが、5.9では登場していました。役割が終わった訳ではなかったのか。。。 […]

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