「ノマドランド」を見ました。
キャンピングカーで移動しながら生活する人がたくさん出てきますが、大半が実際の車上生活者だそうです。
車上生活者の大半は、高齢者です。これはアメリカの現実とのことです。
主人公のファーン(この方は女優が演じています)は、Amazonを始めとして様々な仕事をします。Amazonでの配送品梱包現場(広い!)の様子も初めて見て面白かったのですが、そのAmazonが雇用している間のキャンピングカーの駐車場代を負担しているということにも驚きました。
帰宅後検索したところ、Amazonにはそのような高齢者向けの雇用プログラムがあるそうです。
映画「ノマドランド」原作者語る 車上生活で働くシニア
(日本経済新聞)
この映画に出てくるのは、厳しいアメリカの現実、とともに、アメリカの壮大な自然です。美しい自然の中で、孤高に生きているようで人とのつながりも大切にしているファーンの姿があります。
それがうかがえる映像を以下に紹介します。
生活するため、車を維持するためのお金に苦労しながら、駐車場を探しながら、仕事をしながら、放浪するノマド。なぜそのように生きるのかを理解できたとは言えないですが、雄大な自然とともに心に残る映画でした。
5月7日追記 「ノマドランド」のアカデミー賞受賞について紹介した記事のなかで、映画の作られた経緯が書かれていて、面白かったので紹介します。
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