青森に2泊3日の旅行に行きました。東京から新幹線で新青森まで。いったん新青森駅改札外に出てみました。駅前には立派なヒバの木があります。



昼食後、陸奥鶴田に向かおうと、PASMOで改札タッチで構内へ。列車の本数が少ないので、列車に合わせて旅程を組んでいます。奥羽本線で川部まで、そこから五能線に乗り換えました。五能線はワンマン運転です。
ここで五能線ではICカードが使えないことを知ります。JRの青森県内の駅でICカードが使えるのは奥羽本線の青森から弘前までだけです。あれま。川部でタッチできたのだろうか。



陸奥鶴田で降車時、運転手さんに「新青森から乗ったのですが」と申し出ると「料金表で料金を見ていただいて・・・あれ、載ってない。待ってください。」とタブレットで料金を調べてくれました。ちょっと時間がかかってしまい、乗客の皆さんごめんなさいです。新青森からの770円を支払って降りました。



陸奥鶴田駅前からタクシーに乗って、鶴の舞橋まで。タクシーの運転手さんから帰りも電車ですか?と聞かれたので、そうだが帰りは木造(きづくり)駅に行きたい、と話したところ、それでもよい、と、迎えに来てくれることになりました。
木造駅に来る五能線の時刻(16:35)から、迎えの約束は4時少し前ということにしました。2時間半ぐらい後です。2時間半で鶴の舞橋を見るのに足りますかね?と聞いたところ、1時間で回れますよ、とのことでした。
鶴の舞橋のゲストセンターのコインロッカーにリュックを入れ、身軽になって橋へ。岩木山も薄くではありますが見えます。




ぐるっと回って、アジサイに誘われ、小高い丘の方へ。地元の方?に声をかけられ、黒いトンボ(ハグロトンボ)を教えていただきました。



丹頂鶴自然公園にもいきました。タンチョウヅル、思ったより大きかった。しかし、予想と違ったのは、草ぼうぼうの中にタンチョウヅルがいたこと。夏はこんなものなのか?



ぐるぐる回っているうちに3時半を過ぎ、よい頃合いになったのでゲストハウスに戻ってロッカーの荷物を出し、出発する支度を整えていたころ、約束通りタクシーが迎えに来てくれました。今度は木造駅です。
帰りを木造駅からにした理由の一つは、ちょうどよい時間帯に陸奥鶴田駅は特急の「リゾートしらかみ」しかなかったことがあります。陸奥鶴田からこの日泊まる五所川原へは一駅、7分、190円なのに、特急料金840円はもったいない。地図で見ると五能線が五所川原で曲がり、鶴の舞橋の北に木造駅があり、反対方向は16:35の普通列車弘前行きがあるのでそちらに乗ることにしました。もう一つの理由は、Wikipediaで見た木造駅の小さな写真で駅舎が土偶の形で面白そう、です。
交通費については、鶴の舞橋から陸奥鶴田まで(2,560円)と、木造駅まで(3,640円)で、タクシーは1,000円以上高かったので、一人だったら特急料金の方が安くなります。この点については、わざわざ木造駅に回るかは、微妙なところです。
が、タクシーで「見えましたよ」と案内してくれた木造駅。



駅舎のインパクトがすごい!回ってよかった!
タクシーの運転手さんが「列車が近づくと目が光るんですよ」と教えてくれ、送り出してくれました。残念ながらとにかく列車の本数がなく、自分たちが乗る以外に通らないので、光る目を見ることはかないませんでしたが、駅舎をいろんな方向から眺めて写真を撮りまくっていました。




木造駅は駅舎の中に待合室の他売店があり、土偶グッズを売っていました。道中のおやつにと土偶まんじゅうを買いました。辺りにコンビニも見当たりませんが、駅で十分楽しめます。
高校の下校時間のようで、待合室や駅舎の外にも、高校生たちが思い思いに列車を待っていました。



弘前行きに乗り、1駅で五所川原です。今夜は五所川原駅近くのホテルに泊まります。



土偶のおまんじゅう

コメントを残す