三菱一号館美術館にて。2020年1月18日鑑賞。
素晴らしいコレクション。後で知りましたが、吉野石膏コレクションのサイトに、一覧があります。今回の展示は「印象派からその先へ」で、欧州で活躍した画家の作品の展示でした。

印象派では、コローの色を抑えた農村風景、一方のシスレーの光に目を奪われました。シスレーの「モレ=シュル=ロワン、朝の光」の、建物を映した川の透明さが美しいです。 筆触分割という手法です。
モネ、ルノワール、ドガ、カサット、ゴッホ、マティス、ピカソ、カンディンスキー、ルソー・・・豊かなコレクションに驚きながら、最後にシャガールを10点、ぜいたくな時間を過ごさせていただきました。シャガールの中では特に92歳の時の「グランド・パレード」サーカスを描いた絵の力に魅入られる締めくくりです。
とても贅沢な時間を持つことができた展覧会でした。
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